しばらく旅にでかけてきます。月曜日から2週間程度の予定です。
それで、国際運転免許証というものを初めて作りました。
今どきですから、「ICチップ入りのカッコいいカード型か?」と思っていたら、地味な色の厚紙に「日本国/国際自動車交通/国際運転免許証」などと印刷されたものなんですね。
三つ折になっていて、持参した写真を係りのお姉さんが最終ページに両面テープで貼り、そこに手動の機械でガッチャンと「●●県公安委員会」の立体スタンプを押してくれました。折りたたんでもパスポートより大きいサイズ・・・あんまりカッコよくないです。20年前に作ったという夫のものを見せてもらったら、紙も文言も全く同じ仕様だったのに驚きました。こういうものは、進歩の必要がないようですね。
これを持っていたところで、何かの役に立つのだろうか・・・と不安になりそうなくらい簡単な作りですが、これで2650円・・・、ちょっと高いのでは?と思うのは私だけでしょうか。
けれども、海外で運転するわけではありません。
今回もお気楽一人旅。そこで本当は、7月上旬にフランス、続いてイギリスでF1グランプリがあるので、ついでに
「レンタカー借りてサーキットまで行こう!」
とたくらんでいたのですが、夫から「女一人で行くには危ないぞ!」と一蹴されてしまいました。彼は若い頃ヨーロッパ各地のサーキットに出入りしていて、その周辺の地理と治安には詳しいようです。「知らない土地の人里離れた田舎道で渋滞にはまり日が暮れて宿も取れず、一人でどーするの?」と言われると、返す言葉がございません(泣)。
5年前は、オックスフォードの郊外にあるBMWのミニ工場に、一人でアポなし体当たり訪問したのになあ(工場内部は見れませんでしたが出荷前の沢山のミニを見させてもらい、写真を撮りまくりました)。サーキットとなると、女性一人は損だなあ~と思いつつ、結局、F1観戦一人旅はあきらめることにいたしました。
で、国際運転免許証は、本来の旅の目的であるトアル場所での身分証明書として使用することだけになりそうです。