イギリスで好きな美術館の一つがヴィクトリア&アルバート美術館です。
19世紀にイギリスのデザイン教育のために作られた美術館なので、隅々まで神経が行き届いて、どこを見てもセンスがよく、とても気持ちの良いところです。
例えば、エントランスホールのシャンデリア。
無数のガラスのオブジェで出来ています。アバンギャルドですね。
床のモザイクもこのとおり。場所によって様々な表情が。
こちらはお手洗い。黄色というのも驚きますが、向こうとこちらと両方から手を洗えるように、合理的にできています。鏡があるので、お向かいの人の顔は見えません。このアイディアに脱帽です。
圧巻は、カフェテリア。
このゴージャスな雰囲気。
でも、成金的ではなくて、バランスよく落ち着いた感じです。
ランチメニューやスウィーツも結構充実しています。
この日は、サーモンに付け合せのクスクスと人参サラダ。見た目はイマイチかな。
真ん中奥の一番眺めの良い席に陣取っていたら、
隣に二人連れの若い女性がやってきて、なにやら新聞紙で作ったオブジェのようなものをテーブルに置いたままお茶してます。
なんで新聞紙・・・?
袋かしら・・・?
何が入っているのかしら・・・?
ちょっと、気になります・・・。
楽しげに話している2人に割り込んで聞いてみると、帽子の展覧会のワークショップで作った帽子なんだとか。
へ~、日本でも新聞紙で兜を作るんだよと言いつつ、教えてあげようと思ったけれど作り方を思い出せなかった(汗)。
「かぶってみない?」と、勧めてくれたので、記念写真をパチリ。
2人の美女も、記念に。
一人ランチが、思いがけず楽しいひと時となりました。